白馬号令その3
カードとしての白馬号令公孫瓚について。
2コスト騎兵7/6/1魅
という額面上のスペックに関しては、
・群雄勢力
・2コストの主力号令持ち
であることを加味すれば十分過ぎると思われる。
また、
「アタッカーとしての役割を伸ばす突撃術」
「騎兵の長所である素の機動力を伸ばす速度」
「やや寂しい征圧力を補う征圧」
という、いずれも自身の役割と噛み合う将器を備えている点も評価出来る。
更に付け加えるならば後述の計略との相性も全て良い。総じて腐ることがなく、むしろ悩ましい程。
続いては計略
武力+5、速度+60%、征圧+1が7.1C
時間が短い以外は士気7計略として文句なし。
ただし、士気7計略としてしっかり使い切るためには、三つの能力上昇を活かしきる必要があると思われる。
内乱一つ取るのは当然容易いのだが士気7使ったリターンが内乱一つ、では到底割には合わないということ。
理想としては打つ以上内乱はマストとして、相手の足並み崩しorまとまった城ダメージは欲しい。
この点がその2でちらと触れたように、攻城ダメージの期待値が下がったため、とりあえずライン上がったから武力と速度上げて城に貼るかー、とは行きづらくなった点だと思っている。
一番この計略を活かしやすいのは相手のラインが上がって自陣側を塗り始められたあたりで打ち、塗り返しつつ戦闘もこなし、速やかに相手の城に詰める動きが最適と思われる。
或いは相手を自城際に引き込んでからのカウンターで内乱止めつつ、と言ったところか。
逆にこちらがラインを上げ切り内乱点灯している状態では、過不足はないと言え士気7としてはやや控えめな武力速度上昇、更に効果時間の短さから来るリターンの取り辛さが際立つ印象がある。
以上より、以前の攻城術盛りの構成でとりあえず貼ったら何かこちらに良いことが起きる、という用法よりはしっかり後先の損得を踏まえた上で手筋をいくつか用意しておく方が良いのではないかと思う。
用途の転換をほのめかせられた調整が頭数が減った一因ではないかと。
2コストのメイン号令にはサブ計略は差しやすいものであるし。
この場合は、城際(特にこちらが攻めた段)に強い計略を積むのが今の所の有力な回答ではないかと考えている。
自城際の防衛に関しては白馬号令自体がカウンターの段取りは得意な部類であるし、先述の理由によりカウンターで城に貼れた後詰めがある方が恐らく良い。